Shoyo Blog

島根県立益田翔陽高校紹介ブログ

総合学科:グラントワでの「課題研究発表」紹介

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こんにちは。
総合学科のブロクエチームです。

 今回は、2月10日(土)にグラントワで行われる「課題研究発表会」で発表する総合学科3年の課題研究についてお伝えします。

先月末に、学校内で「課題研究発表会」が行われ、そこから先生方の協議により、グラントワで発表する課題研究が選ばれました。

今回は、そのうちの一つの発表をする3年生にインタビューしてきました。

 

Q. 課題研究のタイトルはなんですか?
A. 「着なくなった服をいろんな形に」です。

Q. どういう課題研究ですか?
A. 小さい時に着ていたけど、もう着なくなった服を、違う形にしてまた使えるようにするという研究です。
サイズが小さくて着れないけど、昔の思い出があって捨てられないし、タンスのなかに眠ったままにするのももったいなので、それをリメイクして復活させたいと考えました。

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Q. 具体的にどういう洋服をリメイクしたのですか?
A. まず、バルーンスカートを「羽織り」にしました。
小学校の時に履いていたのですが、好みが変わっちゃって履かなくなってしまっていたので、リメイクすることにしました。
あとは、ふわふわのニットをクラッチバッグにしました。
これは丈が短くなってしまって、服としては着れなくなっていました。
他にも数点リメイクして、全体のコーディネートができるようにしました。

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Q. 課題研究で大変だったことはありますか?
A. どの服をリメイクするのか決めるのが大変でした。
一枚の布から服を作る時と全然違って、既に服になっているものは、縫い目なども気にしながら完成形を想像しなければいけなかったので、勝手が違って戸惑いました。

バルーンスカートを「羽織り」にしたのは、先生のアドバイスでした。
もともと丈が足りなったので、短めのスカートにしようと思っていたんですけど、短すぎて、うまくいきませんでした。
柄がチェックだったので、ショールにあうんじゃないかと、先生にアドバイスいただきました。

Q. 春に計画をたてた時と比べて、満足いくものができましたか?
A. 最終的には、リメイクした服でコーディネートを組むことを考えていたので、まあまあ思い通りにできたと思います。

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Q. テーマはどうやって決めましたか?
A. 考えていた進路が「ファッション関係」だったので、被服関係で考えました。
一枚の布から服を作ると費用もかさむので、費用のことも考えて、リメイクをしようと思いました。

Q. 課題研究を進める時、なにか参考にしたものはありますか?
A. 最初は、リメイク関係の資料を調べてたんですが、あまりピントきませんでした。そこで、ファッションブランドの完成品を見て、それからインスピレーションをもらいました。
大枠のイメージができた後は、作ったことのなかった帽子の作り方なんかを調べていきました。

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Q. 来年課題研究をする後輩に、何かアドバイスはありますか?
A. 課題研究は春からスタートするけど、なかなかどういうものになるか完成図が想像できなくて、夏休みを無駄につかったりしちゃいがちです。

だから、なるべく早めに動いたほうがいいと思います。
早めに動いていれば、後半、自分のやりたい方向ができた時に、色々と展開できるので。
課題研究を進める時は、最後のゴールを想像しながらやったほうがうまくいくと思います。

 

「課題研究発表会」はグラントワで2月10日に行われます。

お時間ある方は、是非、ご来場ください。