Shoyo Blog

島根県立益田翔陽高校紹介ブログ

ようこそ工業棟へ(電気科)!

 f:id:masudashoyo:20180110193248j:plain

こんにちは。電気科のブロクエチームです。

 今日は、電気科が普段使っている教室の紹介を行いたいと思います。

f:id:masudashoyo:20180110193457j:plain

まず最初は「CAI実習室」です。
この教室は主に、プログラミングの実習を行う教室です。最近では、「リモートコントローラーのプログラミングをピックマイコンの中に入れる」などの実習を行いました。 

また、「専門科目」の授業でも使用します。例えば、「屋内配線で使用する電気部品の配置をプリントアウトされたリスト通りにJWcadで配置し、配電盤から各部品を結線して配線図を作図する」などの作業も、この部屋ですることができます。

資格試験の補習などでもよく使われ、「パソコン利用技術検定」や「第一種/第二種電気工事士」の筆記試験などでよくつかわれます。 

 

次は、「高電圧実習室」の紹介です。

f:id:masudashoyo:20180110193251j:plain
この部屋では、家庭では出せない高電圧(5000ボルト)を使用することができます。(一般家庭の場合は100~200ボルト)

柵の中の装置に触る際、電気を逃がさないと感電してしまうので注意が必要です。
どうやって電気を逃がすかというと、接地棒を装置にふれさせることで、残留している電気を地面に逃がします。

この装置では、「雷を再現したり」「電気を通さない紙やガラスなどを破壊する実験」などを行っています。

そのような実験をすることによって、電気を通さない物質にどれだけ電気を流せば破壊されるかを知ることができます。

 

続いては、「電気工事室」です。

f:id:masudashoyo:20180110193231j:plain
ここでは、「第一種/第二種電気工事士の実技試験」の練習をします。
電気工事に必要な道具や部品が揃っているため、電気工事士の実技試験の練習をするには、もってこいの実習室です。

電気工事士の試験の勉強や実習などで、よく使われているので、電気科に所属する生徒なら、一番なじみ深く、愛着のある教室です。

  

次は、「情報通信室」です。

f:id:masudashoyo:20180110193213j:plain
ここでは、「リモコンの基板作成」などを行います。
この部屋のおかげで、パソコンで基板の穴や電気が通る道を作図し、そのデータを基板加工機に転送して、基板を作るなどの作業が可能になります。

以前の3年生による「課題研究」では、「二足歩行ロボット」なども制作されました。

f:id:masudashoyo:20180110193956j:plain
二足歩行ロボットといえばガンダムが有名なので、ガンダムサーボモータを利用し、ピックマイコンにプログラムを書き込み、接続することでリモコン操作による二足歩行を可能にします。

 

 以上、簡単に電気科の教室を紹介しました。
電気科は普通科高校と違い、専門的な実習をたくさんするので、専門的な工具やソフトを備えた教室が必要になります。

翔陽高校「電気科」は、このような専門教室で、日々、学んでいます。

f:id:masudashoyo:20180110193836j:plain
f:id:masudashoyo:20180110193238j:plain