総合学科の課題研究紹介① 「O脚の原因と改善方法」(医療)
総合学科の課題研究紹介①
「O脚の原因と改善方法」(医療)
こんにちは。今回は、総合学科の3年生が取り組んでいる課題研究について紹介したいと思います。
総合学科の3年生は一年間をかけて、それぞれのテーマに沿った課題研究を行います。
研究テーマは「食品」「被服」「保育」「医療」などさまざま。
1、2年生の時に取った授業内容からテーマを決める生徒もいるし、将来の職業につながるようなテーマ設定をする生徒もいます。
今回は、「医療」カテゴリーで、体にスポットを当て、「O脚X脚の改善」をテーマにした、総合学科生徒の発表について紹介します。
テーマの設定理由は「自身がO脚であり、O脚になるとどういう影響がでるかを知りたかった」からです。
O脚は、多くの日本人女性に見られるものですが、国や文化によって、その人数は大きく違います。
日本には、O脚が多く、X脚はあまりみられません。
逆に、欧米ではX脚がよくみられ、O脚は少ないという現実があります。
その違いを、生活習慣や、人間の基本動作である、「歩く」「座る」「立つ」ことから考察していきます。
また、まっすぐ立ったり、片寄りなく歩いたりしているかどうかは、自分の靴を見るとよくわかります。
O脚の人は、股が外に開いてしまうので、重心が外に向き、靴の外側がすり減ってしまいます。まっすぐ足を出して歩いている人は、靴の底が平等に減っていきます。
まずは、靴から自分の足の状態をチェックさせ、O脚の人には、整骨院で習ったストレッチを定期的にやってもらうことで、改善を目指しました。
また、一口にO脚といっても、いろいろなタイプがあるので、その人にあったストレッチ方法や改善のための歩き方・座り方を提案しました。
現在は、これまで調べたO脚・X脚の情報や、それらを治すための方法をまとめて冊子にして、学校の生徒や学校外の人たちに配っています。
O脚は、まだ体が固まっていない10代のうちに気を付けて改善すれば効果が出やすいので、なるべく若い人たちにO脚について知ってほしいと思います。
来週が総合学科・課題研究の最終発表なので、しっかりまとめたいと思います。