Shoyo Blog

島根県立益田翔陽高校紹介ブログ

きっと知らない!?総合学科のヒ・ミ・ツ⑤(「フードデザイン」選択授業インタビュー)

f:id:masudashoyo:20171026102017j:plain

こんにちは!
翔陽高校・総合学科担当のブロクエチームです。

「翔陽高校の総合学科についてもっと知ってほしい!!!!」という思いからスタートした連続インタビュー。

 第5回目の今回は、”生活文化・福祉系列”の中の
「フードデザイン」に関する選択授業を取ってきた3年生たちに話を聞いてきました!

選択授業
「生活文化・福祉系列」:フードデザイン、ファッション造形、
            子どもの発達と保育、介護総合演習など
「食品科学系列」   :食品科学、食品製造、食品化学など

 

・「フードデザイン」を選択している3年生に聞きました。

Q:なぜその選択を選んだのですか?

A:将来、栄養士になりたいと思っているからです。

f:id:masudashoyo:20171201163616j:plain

Q:その選択を選んで良かったことはなんですか?

A:週に1,2回は調理実習ができるところです。例えば、西洋料理や中華料理、その他の国の料理なども作っています。
実習では調理を習うだけでなく、教えることもあります。
生徒が中西中学校から呼んでいただいた際は、中学1年生に「調理検定」4級の検定内容である、きゅうりの切り方や調味料の計り方を教えました。
他人に調理を教える体験ができたのはよかったです。

f:id:masudashoyo:20180119180305j:plain

Q:選択授業の中で大変だと思ったことはありますか?

A:んー・・・。検定練習があるんですが、その時に自分で材料を用意しないといけないので、その出費が大きかったことですかね(笑)。
(検定)1級は、買う材料の量が多くて、1回の練習で三千円以上かかりました。親が毎回お金を出してくれていたので、絶対に検定落ちられないなと思っていました(笑)

 

Q:その選択授業で身についたことはありますか?

A:「調理検定」合格にもつながったし、自分の料理の技術向上にもつながりました。

f:id:masudashoyo:20171201163619j:plain

Q:授業での実習内容を教えてください。

A:主に調理検定3級の課題が出されるんですが、その課題の練習をやっています。
調理の選択授業には「食文化」と「調理」というカテゴリーがあって、「食文化」の授業では、主に、「調理検定」1級の課題をやってます。
検定では、数種類の料理を一度に作らなくてはならいので、放課後、スピードを上げる自主練が必要でした(笑)

f:id:masudashoyo:20180119175554j:plain

Q:取得できる資格は何かありますか?

A:「調理検定」が取れます。4級から取っていくのですが、1番難しいのが1級で、今のところ、翔陽の3年生は3人、合格者を出しました!!(取材時)
総合学科の生徒は1年生の時に全員4級を受けて、選択で「フードデザイン」を選んだ生徒は、3級、2級と受けていきます。
最終的に、1級を目指すのですが、1級はお題が決められていて、お題にあったコース料理を1から考え、90分という短い時間内で作ります。
今年度は「15歳・妹の中学校の卒業祝い」というお題でコース料理を作りました。栄養面、色合い、食べる人の年齢に適しているかを考えて作らなくてはいけないので、けっこう大変です。

f:id:masudashoyo:20171201163625j:plain
Q:授業の雰囲気について教えてください。

A:座学はみんなまじめに先生の話を聞いて、答えにくい課題も先生と一緒になって考えています。
実習では、自分のやるべきことを見つけ、皆、積極的に取り組んでいると思います。

 

Q:教えてくださる先生はどんな先生ですか?

A:先生は、時には厳しくて怖いなと思う時もあるけど、ちゃんと生徒がやっていることを見てくれていて、いつも的確なアドバイスをしてくれます。
(検定)1級の練習のときには、出来上がった料理を味見して、「肉の臭みがあるから、ニンニクを使ったほうがいいよ」とか、「コンソメスープよりも、このコースの前菜を考えたら、カレー風味のスープの方がいいよ」など、客観的な的確なアドバイスをくれます。

 

----ありがとうございました。

 

調理関係に興味を持っているキミ!

興味を持ち始めたキミ!!

 

総合学科の調理で学んでみませんか!?