きっと知らない!?総合学科のヒ・ミ・ツ②(「ファッション造形」選択授業インタビュー)
こんにちは! 翔陽高校・総合学科担当のブロクエチームです。
「翔陽高校の総合学科についてもっと知ってほしい!!!!」という思いからスタートした連続インタビュー。
第2回目の今回は、”生活文化・福祉系列”の中の「ファッション造形」に関する選択授業を取ってきた3年生たちに話を聞いてきました!
選択授業 :
「生活文化・福祉系列」
:フードデザイン、ファッション造形、
子どもの発達と保育、介護総合演習など
「食品科学系列」
:食品科学、食品製造、食品化学など
Q:なぜその選択を選んだのですか?
A:もともと服に興味があって、授業選択をするなら興味がある楽しいものにしたいなと思って。ドレスを作ることができるとも聞いたので、ファッションの授業を取ってみようと思いました。
Q:その選択を選んで良かったことはなんですか?
A:服の縫い方はもちろんだけど、座学でも、アパレル業界の中のことなんかを知れて良かったです。服が市場に出回るまでの流れや、商品を開発する時の、企画から店頭に並ぶまでの流れ、コンセプトの決め方など、服の流通に関してたくさん学べました。
Q:選択授業の中で大変だと思ったことはありますか?
A:服を作る前は、何も考えずに、ポイポイ服を着ていたけど、実際に自分がシャツや甚平、浴衣なんかを作ってみると、型紙から作らなきゃいけなくて、服を一着作るっていうのは大変なんだなと身をもって知りました。でも、実際に、自分の力で一着完成させたときは、すごく達成感があって、うれしかったです。
Q:その授業を選択して身についたことはありますか?
A:2年生の時から選択で「ファッション」の授業を選んでるので、もう2年近く学んでることになるんですが、2年生の頃と比べたら、ミシンの使い方も上手くなってると思うし、作業効率もすごく良くなったと自分では思います。コンテスト出展用に「着物をリメイクしてドレスに作り変える」という課題があったんですけど、直線縫いをするときのミシンの速度が、2年生の時とは比べ物にならないくらい速くなりました。
Q:授業での実習内容を教えてください
A:被服検定の課題であるパンツやシャツを作ったりします。今は、さっき言った、「着なくなった着物をアレンジしてドレスを作る」という課題に取り組んでいます。
あとは、浴衣を作る実習もあって、島根県にいる被服検定一級を持っているマイスターさん指導のもとで作ります。自分で自分のからだを採寸して、自分にぴったりの浴衣を作ることができるので、すごく面白いです。ただ、浴衣は、手縫いしないといけない部分が多いので、縫い跡が表にでないように、丁寧に、でもスピーディーに仕上げていきます。
Q:取得できる資格は何かありますか?
A:被服検定が取れます。4級については1年のころにみんな取るんですけど、3級2級1級については被服の選択授業でとります。甚平やハーフパンツ、シャツなどを時間内につくることが、検定で要求されます。
Q:授業の雰囲気について教えてください。
A:普段、しゃべっていい時はみんな、めっちゃしゃべりますが、作業する時は、作業に集中して急に静かになります。メリハリかな(笑)。少ない人数で、しかも、2年生からメンバーが一緒ってこともあって、みんな仲良く和気あいあいと助け合いながら作業を進めています。結構楽しい雰囲気だと思います。
Q:教えてくださる先生はどんな先生ですか?
A:先生たちは、最初、キビキビしためっちゃ厳しい先生かなと思っていたけど、実際に授業でファッションのことを習ってると、お母さんみたいに気軽に接してくれる先生ばかりです。
----お答えいただきた皆さん、ありがとうございました。
「ファッション造形」では、衣服についての知識をたくさん学ぶことができます。そして、それを実習で確かめる機会があります。今回インタビューに応じてくれた3年生のみなさんは、授業で学んだ知識を活かして、来年から色々な職場で働き始めたり、専門学校でさらなる勉強をはじめます。
ファッションに興味を持っているキミ!興味を持ち始めたキミ!!
総合学科のファッション造形で学んでみませんか!?